以前からファンを大事にすることで知られている歌姫リアーナ(Riahnna)。なんと、ツイッターのダイレクト・メッセージで、ファンとやり取りする中で、カムアウトできるように励ましのメッセージを送っていたことがわかりました(参考記事)。
リアーナ「ベイビー、恐れても構わない。もっと大事なことは、あなた自身であるってこと。他に、選択肢はないんだから!こうあろう、ってあなたが決めたわけでもないし。あなたはあなた。いくら難しいように思えても、自分のなかに、自由と平和を見つけること。家族はわかってくれないかもしれない。でもツイてることに、時代はあなたの味方。言うまでもなく、あなたが属するこのコミュニティーもね!」
匿名を望んでいるこのファンがBuzzFeedに語ったところによると、黒人男性で、初めはゲイであることを周りに隠していましたが、徐々に友人や家族に対してカムアウトをしていったそう。
ファン「今日、二番目に仲良い友達にカムアウトしたよ!ものすごくいい気分、リー、ありがとう!」
リアーナ「彼女はなんて?」
ファン「喜んでくれたよ!」
リアーナ「よかった!」
ファン「大好き<3 <3 <3 」
ファン「だんだん皆に、ゲイだっていうことを知らせてるよ!こんなに心地よくなったことはないよー!君の追っかけをしてて、本当によかった!本当に感謝してる。僕のこと忘れないで」
リアーナ「忘れられるわけないでしょう!あなたのことものすごく誇りに思っているし、あなたがとうとう自分自身でいることに幸せを感じているのを見て嬉しい。自分自身でいることが、たったひとつの道」
友達かい!ってくらい、普通にやりとりしてるわ。というかごめんなさい。わたし友達とですらここまで濃いやりとりしないかもですw
このファンは、『アンチ』世界ツアーで、リアーナと初めて会うことを楽しみにしているそうです。
そもそもポップスターって歌やパフォーマンスを通じて、不特定多数の人に多大な影響を与えるものだと思うのですが、こうして、一対一のやりとりもしてるとか……。本当にすごいなーと思いました。
本人がやっているのか「中の人」がやってるのかわかりませんが(←こういうところを考えてしまうところが汚い大人w)、こうして悩めるファンの相談に乗って、実際に力づけられる人がいたってすごいですよね。
リアーナはアーライ!
ちなみに、リアーナは以前からLGBTの権利については積極的に擁護する発言をしてきました。
rih on the religious freedom bill pic.twitter.com/cOhGZ9TMKq
— mikela (@innerwildflower) April 5, 2015
インディアナ州でのライブ中、同州の反LGBT法に抗議↑
P6とは、いかなる差別もオリンピックとは相容れないとするオリンピック憲章6条のこと。反ゲイ的な法律を推し進めてきたロシアに対抗するメッセージが込められています。