カナダのジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相が、またやってくれました。これまでも、LGBTに対するいじめ反対を表明したり、トランスジェンダーの権利を守るための法整備を呼びかけるなど、LGBTの権利についてリーダーシップを撮ってきたトルドー首相が、6月1日、プライド月間の開始を祝福するために、オタワのカナダ議会前にレインボーフラッグを掲げました。これはカナダの歴史上はじめてのことです。
トルドー首相は、さらにトロントプライドにも参加予定です。何年も前から参加していましたが、今年は「在職中の首相として初めて」のプライド参加となるため、こちらも歴史的なこととなりそうです。
フェスティバルは6月24日から7月3日までなんと10日間にわたって行われるそう!ジョージ・タケイとかも出るようです。
実質を見るのも忘れずに
さて、日本でも、LGBT当事者や、アーライとしてLGBTの権利に理解を示す政治家が徐々に出てきています。プライドイベントにもさまざまな関わる政治家が増えているようですが、大事なのは、これらの行動を「単なる象徴」で終わらせないことだと思います。レインボーフラッグを掲げたり、プライドに参加する「だけ」では、政治家の人気取りのためのポーズとなりかねませんからね。
わたしたちはそれらの象徴的行為を評価しつつも、同時に彼らが実際にどういう政策を掲げているのか?を見極めていかなければいけないんだと思います。