OUT誌がアメリカでもっとも影響力のあるパワフルなLGBTの人々リストを発表しました(参考記事)。上位5人は以下のとおり。
1位 ティム・クック
言わずとしれた、アップル社のCEO!
2位 エレン・デジェネレス
コメディアン/トークショーホスト。長いこと活躍している彼女の存在によって、アメリカのテレビ業界におけるLGBTの置かれた立場は大きく変わりました。「エレン以前/エレン以降」という言い回しもあるように、アメリカのLGBTシーンを語るうえで、非常にシンボリックな存在です。
3位 レイチェル・マドー
MSNBCのニュースキャスター。日本での知名度はまあまあなのかな?と思いますが、アメリカでは非常に有名なニュースキャスター。リベラルな立場で政治を語るキャスターです。
4位 アンダーソン・クーパー
CNNのニュースキャスター。ジョディー・フォスターと並び、ずっと「ゲイバレバレ」なのにカムアウトしてこなかったことで有名なクーパー。彼がようやくカムアウトした時はいろいろ考えさせられました。
5位 ライアン・マーフィー
テレビプロデューサー/脚本家
Gleeの大成功に続き、アメリカン・ホラー・ストーリーも絶好調な売れっ子プロデューサー。
今、秋元康によるHKT48の新曲「アインシュタインよりディアナ・アグロン」の歌詞が酷いということで話題になってます。改めてライアン・マーフィーの作った「Glee」とはどんなメッセージを持った番組だったのか?ダイアナ・アグロンが実際にはどんな役を演じたのか?観直してみるよい機会かもしれませんね。
その他の全リストはこちらからご覧ください。ケイトリン・ジェナーや、ラヴァーン・コックス・コックス、Sia、ウォシャウスキー姉妹、ザッカリー・クイント、エレン・ペイジなどさまざまな顔ぶれです。上位5位を見ると、エンターテイメントだけでなく、ビジネスや報道界の人が多くランクインしているのが興味深いです。