QUEER NEWS JUNKIE

虹色ニュース&カルチャー

イアン・ソープ死去 ←デマなので注意

夢はかなう

最近、「イアン・ソープ」で検索してくる人が多いです。リオ・オリンピックの影響でしょうかね?

しかも、その検索語を見ていると「イアン・ソープ 死去」とか「イアン・ソープ その後」とか、なんとなく「あの人は今」的な扱い。試しに検索してみたら、彼は定期的に死亡説が出ているようですが……いやいやいや。イアン・ソープは、まだまだ現役ですよ!元気にやってます! http://yuichikawa.hatenablog.com/entry/2016/01/01/%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%81%AE%E5%BE%8C%E8%AA%BF%E5%AD%90%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%EF%BC%9F%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%97%E3%80%8C%E7%94%B7

イアン・ソープとは

イアン・ソープは1982年10月13日生まれのオーストラリアの水泳選手です。14歳の時からオーストラリア代表として、水泳で活躍してきました。2000年のシドニー五輪では大成功し、当時17歳だったソープは一躍ヒーローとなりました。その後も、アテネ五輪でも活躍し、オーストラリア人として最多のメダル獲得を誇っています。

イアン・ソープの現在

そんな、イアン・ソープは、今も生きており、オーストラリア水泳界の「レジェンド」としての存在感を保っています。

今回のリオ・オリンピックでも、前評判はよかったのに、実際のオリンピックではUSチームに完敗を喫しているオーストラリアチームの苦戦の原因について、アドバイスをしたりしています(参考記事)。

ツイッターも元気に更新中です!

イアン・ソープのゲイ恋人

イアン・ソープは、2014年の7月にカムアウトした後、「男の恋人を探すのに苦労している」と語っていました。

カムアウトの後調子はどう?イアン・ソープ「男とデートするのは悪夢」と苦労を明かす - #あたシモ

しかし、そのインタビューの一ヶ月後には、ゲイコミュニティどっぷりの年下のモデルのライアン・チャニングとの交際を開始。

シドニーのゲイ業界に詳しい人によれば、有名人でありながら、デビューが遅くゲイ業界の事情に疎いイアン・ソープは「ちょっと世間知らずなところがある」。それに対し、彼氏はゲイ業界どっぷりで、プライベートをスナップチャットでさらしまくるようなタイプだったので二人は合わなかったのでは、という見方もあったようですね。

http://www.womansday.com.au/celebrity/australian-celebrities/friends-already-fear-for-ian-thorpe-in-new-relationship-14735?adbsc=social_20160219_58448406&adbid=700628452186021888&adbpl=tw&adbpr=34785685

まあ恋愛については、他人がとやかく言うことではありませんが、とにかく、イアン・ソープはゲイだとカムアウトした後も、元気にやっていますよ!という話でした。

アメリカのスーパーで同性婚向けウェディングカードを発見したよ

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今週、友人カップルの挙式があるので、ターゲットにウェディングカードを買いに行きました。そこで、ふと気づいたのです。

同性カップルでも、見た目が、フェムとブッチならいいんですが、見た目がいかにも同性同士だと、それに合うカードがないんですよね。

ターゲットは、ごくごく普通の小売店で、LGBT専門店などではありません。うーん。困った。事前にオンラインで何か買っておけばよかった〜と思っていたら。

ありましたー!

さすが、LGBTフレンドリーなターゲットですね。ちょっと嬉しくなりました。

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yuichikawa.hatenablog.com

NYのストーンウォール・インが米国の国定史跡に!

オバマ米大統領は、ニューヨークにあるゲイバー「ストーンウォール・イン」とその周辺を国定史跡に指定しました。

オバマ大統領が自らナレーションをし、ホワイトハウスによって作られた動画がこちらです。

「ストーンウォール・イン」は1969年6月に起きた「ストーンウォールの反乱の舞台です。「ストーンウォールの反乱」とは当時、ゲイバーがターゲットになっていた警察の取り締まりに対して、トランス女性をはじめとするストーンウォールの常連客たちが立ち上がり、警察官に対する暴動を起こした事件で、その後、盛り上がった性的少数者(LGBTQ)たちの権利擁護活動の象徴となっています。

当時、彼らの多くは、ゲイやトランスジェンダーであることが分かれば、仕事や家族……多くを失う立場にありました。しかし、それから彼らが立ち上がり、声をあげだしたことで、徐々に文化や法律が変わり、今では大統領がこうしてLGBTQの人権の重要性をきちんと発言するようになったのです。

このバーは今も存在し、わたしが何年か前にニューヨークを訪れた時もまだそこにありました。ニューヨークに住んでいる黒人のレズビアンの友達と一緒に近くを歩いていたのですが、彼女は別のバーに行きたがっていて、「ストーンウォールはそんなに面白くないよー」と言ってました。

それは、わたしがウェストハリウッドに来たがる友達に対して「今はコリアタウンの方が面白いよ」っていうような感覚だったのかもしれません。いつでもそこに行ける立場にいる地元民と、旅行で来ている観光客の感覚の違いかもしれません。

彼女はしぶしぶわたしをストーンウォールの前に連れて行ってくれました。「ふぅん」意外に普通の場所だな……そう思ったのを覚えています。

でも、こうしてどこにでもあるような場所で、そこに集まっていた人々が立ち上がって、歴史の一ページが刻まれたのです。

今度、ニューヨークに行く時は、国定史跡となったストーンウォールに改めて足を運びたいと思います。